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桃太郎が吉備団子を与えた本当の訳。


桃から産まれた桃太郎が鬼が島へ鬼退治にでかけた話はよくご存知のことと思います。
鬼が島へ鬼退治に出かけた桃太郎は、途中で出会ったキジ、犬、猿に吉備団子を与えました。ただし、「付いてくるなら」と条件をつけました。
では本当についてくるだけで吉備団子を与えたのでしょうか？
桃太郎が生まれ育った吉備。ここは現在の岡山県。瀬戸内海に浮かぶ鬼が島へは３、４日はかかると思われます。往復となると約１週間はみなければなりません。 この間、持参した吉備団子が腐らずに食べることができるかどうかは、当時防腐剤の無い時代ではやはり気になるところです。
そこで桃太郎が口にする前に毒味をしてもらう必要があったのです。そのため、キジ・犬・猿をつれていき、吉備団子を与えて毒味をさせながら、鬼退治を成功させたのです。
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